スーパーマルエツの生肉製造工場では、様々な不適切な状況があります。一般消費者からみて受け入れられない程度に至っているものを開示していきます。どのような企業であっても不適切な部分というものはあるものですが、食物製造においては放置できないものですので知っておくべきでしょう。企業の不正というものは企業体質から生まれるので、スーパーマルエツの企業体質を知っておくことは有益と思われます。
スーパーマルエツの生肉製造工場は、生肉はすべて冷蔵フロアで製造されています。この製造フロアに様々な機械や器材、原料肉、製品等が配置され製造が行われています。
しかしその容量を超えて生産しようとしているのか、現場の状況は問題が多数生じています。今回は付随的事項を公開しましょう。原料肉の保管状況や日付改ざんの不正に関しては次回以降公開します。
よく世間では事件や事故のほか、食品取扱業では食中毒、異物混入、感染症が問題となりますが、そういった事件というのは偶然起こるのではなく企業の状況から当然に発生するので、スーパーマルエツの生産工場の状況を知ることは、消費者にとって購買の判断の一つの材料として参考にしていいのではないでしょうか。
例えば、手を洗わずに製造している作業員がいるという問題があります。生肉製造はゴム手袋等を装着して製造するわけですが、その前提として当然のことながら手洗いをすることになっています。しかしトイレから帰ってくると、手を洗わず、消毒等の準備工程をせずに製造をする従業員が一定数いるのですね。ちなみにこういうことをするのは外国人も含めて勤続年数が長い人であるので、一層問題が大きいといえるでしょう。
例えば、鶏肉製造というものは取り扱いが他の肉と異なりますが、その鶏肉製造部門は異臭がひどく、衛生上問題があるといえるでしょう。この異臭は清掃消毒に問題があることが原因ですから、このような環境で製造することは消費者としては受け入れられないでしょう。なおこの異臭の程度は、その異臭のなかでは食事はできない程度、体調不良の時には作業を継続できない程度です。
例えば、器材の使い回しという問題があります。作業で使用する器材には様々なものがありますが、本来洗浄したものを使用する必要があるものがあります。しかし製造量が増えると器材が足りなくなり、洗浄待ちの器材を再び使用して製造するわけですね。生肉製造では各種肉に存在する菌が異なるのでこのような扱いは不適切なのですが、スーパーマルエツではそのような規則は守られていません。そのため本来付着するはずのない菌が付着しているということです。気温の高い時期には問題が大きいと言えるでしょう。
例えば、労災事故が多発しています。作業所の整理、従業員の作業訓練の水準が低いので、作業量が増えるとすぐに従業員は作業圧力に耐えられなくなり、作業所内が危険な状態になり、その結果労災事故が発生するというものです。こういう作業環境ですと従業員は離職率が高くなり、慢性的な人員不足に陥ります。そうすると余計に作業圧力が高まるので、悪循環に陥るわけです。こういったことは容易に解消できるのですが、そのような技能を有している者がいないということでしょう。なおこういった状況では衛生に問題が生じたり異物混入の可能性が高まるので、消費者としては問題視するべきかもしれません。
ほかにも色々とありますが、今回は比較的軽微なものに限定したので以上となります。実情に比して穏当な表現をしましたが、現場を目撃すると、その状況から消費者としては思うところが多いでしょう。いずれも法令違反や不適正処理とも言える状況ですが、正規職員や役職員らをはじめ組織的に行われていることですのでなかなか是正は難しいでしょう。